TOP  MENU   写真を下絵にして描く舞妓さんのイラスト   3 

着物を塗りつぶす段階で、一番初めに作った「桜並木の写真の加工画像」を取り込んでおきます。

着物の塗りを行うレイヤーはその背景のすぐ上に作ります。
背景画像を表示させてみたところです。
着物の色を塗りつぶす部分を多角形選択範囲などで指定し、グラデーションをかけました。
細かい部分を書き込んでいきます。

一番上に新しいレイヤーを作り目鼻を描く。

今回はあまりはっきりと描かないで、うっすらぼかした感じにしました。

後から目鼻の書き込みをやりすすめて、線画部分の下書きを消してもいいかもしれません。
時々下絵の写真を表示して、陰影の具合などを参考にする。

着物の柄は、紋様などをグラデーションで塗りつぶしたものを、編集→変形→自由な形にで変形させて貼り付けていきます。(帯の模様の作り方のところで解説)

コピーペーストで模様を描いていくと、そのたびにレイヤーが増えるので、ある程度描けたら「模様」としてひとつのレイヤーにまとめます。

蝶の紋様やストライプを「変形→シアー」で曲水風にしたものなどを配置して、着物の柄らしく作っていきます。
帯の模様は、着物の模様とは別のレイヤーに描きます。

模様にしたい画像をひらきます。
新規レイヤーをグラデーションでぬりつぶし、画像の形を選択範囲にしてコピーします。
帯の模様として使用するために貼り付けます。
「編集→境界線を描く・・・今回は白で境界線を描いた」で画像のまわりをはっきりさせた後、使用したい形に変形させ、移動させます。
画像からはみ出した部分は、消しゴムツールで消します。

また、帯の裏の部分は暗いので、イメージ→色調補正で明るさや彩度を調節します。
着物の模様のレイヤーを選択し、イメージ→トーンカーブでさらに詳細な色彩調整を入れたりします。

実際の着物の柄の色艶なども参考にしながら
気に入ったものができるまで色々試してみます。
塗りがひととおりおわり、背景と重ねてみた画像。

この後最後の仕上げ段階に入ります。